ホーム / 温かさの理由

みかげ石の蓄熱性

みかげ石とは、火成岩の一種でマグマが地下深くで冷えて固まってできた石材の事です。

石材の中でも非常に硬く、経年変化が少ない特徴があります。

みかげ石の融点は1000~1200℃と非常に高く、多くの熱を蓄えることができます。つまり蓄熱性が高い物質です。

石材は日本各地、世界各地で多くの石材が産出され、約300種類あります。

こちらは私が実際にみかげ石の採石場に行き、現地の方と打ち合わせをした時の写真です。奥に見える岩盤はすべてみかげ石です。

みかげ石は「温石(おんじゃく)」という言葉があるように、昔から暖を取るために使用されている天然素材です。

蓄熱性があることに古くから注目されていましたが、現在の用途としては墓石や建築用の板石など、構造物として使用されていることがほとんどです。

 

お皿からの放熱により保温

on-dishをレンジで温めることにより、熱が蓄積されます。

on-dishに蓄えられた熱は徐々に放熱されるのですが、その熱は上昇するため料理が保温されるという原理です。